宝永大噴火
平安時代に起きた2回の大きな噴火(延暦の大噴火、貞観の大噴火)とあわせて歴史時代の富士山三大噴火と称される。宝永大噴火の特徴は大量の火山灰で100km離れた江戸まで火山灰が積もったが、溶岩の流下は無かった。この噴火の噴出物量は8億m3と見積もられている。噴火は富士山の東南斜面で起こり、3つの火口が形成された(宝永山)。上から順に第一、第二、第三宝永火口が重なり合って並んでいるが、第一火口が最も大きいため麓から見ると第一火口のみ目立つ。この時以後富士山は噴火していない。また、宝永山は登山コースが整備されているため、登山が可能である。
2009年10月の静岡大防災総合センターの小山真人教授らの発表によると、噴煙の高さが上空20kmにも及ぶプリニー式噴火であった。
富士山の噴火史
富士山の火山活動は3つの時代に分けられる。一番古い小御岳火山(こみたけ-)は今の富士山の場所で10万年以上前に活動していた。その次に古富士火山が8万年前頃から爆発的な噴火を繰り返して大きな山体を形成した。その後1万年前(5000年前とする説もある)から現在の新富士火山の活動に移行した。新富士火山の噴火では大量の火山灰や火山弾などの降下噴出物、溶岩、火砕流などの流出が特徴である。平安時代は特に火山活動が活発で、延暦19年~21年(800年~802年)に大量の火山灰を降らせたと日本後紀に記載された延暦の大噴火があり、貞観8年(864年)には山腹から大量の溶岩(青木が原溶岩)を流出し現在の樹海の元を形成した貞観大噴火など大きな噴火があった。その後は小規模な噴火や噴気活動など比較的穏やかな時期が続いていた
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
宝永火口は浮世絵でも見ることができます。
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